世代を問わず、今、筋トレにブームがきています!「筋トレ女子」なんて言葉もあるぐらいです。
20代~30代前半ぐらいまでは、食事制限にしろ運動にしろ、やり始めてわりとすぐに結果が表れていましたが、30代後半以降は何をやっても痩せない。
40代になって気持ちに余裕が出てきて自分の体を改めて見てみたら、まあ、なんともヒドイことに…。
体力の衰えも日々感じるようになってきていたので、ただ痩せるのではなく、筋肉を鍛えて引き締まった体になりたいと思うようになったのです。
体を鍛える→結果として痩せるとなればいいなぁと思いませんか?
若い世代と同じようなメニューでは少々キツイであろう40代、そんな貴方にピッタリの筋トレがあります。
ここでは自宅で手軽にできるメニューを紹介していきますね。
〜もくじ〜
そもそもなぜ筋トレ?

有酸素運動でいいのでは?と思う方もいるかもしれません。私もそうでした。エアロビやヨガなら楽しく時間が過ぎていくので、1時間やってもそんなに苦になりません。
一方、筋トレというと地味なイメージ。ひたすら黙々とやる、自分を追い込むという印象が強かったのですが、実は痩せる近道のひとつに筋トレがあります。
有酸素運動で脂肪を燃焼させることはできますが、実は筋トレのほうが、やる時間に対して得られる効果が高い、つまりコスパがいいのです。筋トレで筋肉を鍛えれば、基礎代謝の高い体作りができますので、その結果として痩せてきます。
忙しくてまとまった時間が取りにくい、だけど鍛えたい!なら、筋トレがおススメです。
40代女性におすすめの自宅でできる筋トレ5選
ヒザつきプッシュアップ 10~15回
バストアップと二の腕の引き締め効果が期待できます。いわゆる腕立て伏せですが、普通の腕立て伏せの負荷を軽くしたバージョンです。
手を肩幅より少し広く開いて床に置き、ヒジの真下に手首がくるようにします。
足はヒザを床につけ、背すじをまっすぐにキープします。
ゆっくりヒジを曲げ体を落とし、ヒジを伸ばして元の状態に戻ります。
バックエクステンション 1~2秒キープ×10回
背中の筋肉を鍛えるトレーニングです。
床にうつ伏せになり、両手は体の横かアゴ下におきます。
胸と脚、両手を同時に浮かせていき、背中を反らします。
手は前方に上げてもよいです。スーパーマンみたいな格好になるので、イメージしやすいかもしれません。
おなかだけ床についた状態で1~2秒静止し、ゆっくり元の状態に戻ります。
スクワット 10~15回
太もも、おしり、腰回りと下半身全体に効きます。
脚は肩幅より少し広めに開き立ちます。
手は肩の高さで前方に伸ばすか、頭の後ろで軽く組みます。
お尻を軽く後ろに突き出すようにしてしゃがみます。
太ももと地面が平行になるくらいまでしゃがむのが理想ですが、無理のない程度で大丈夫です。
ゆっくり立ち上がり元の状態に戻ります。
スクワットは上体が丸くなると、鍛えたい場所と違うところに負荷がかかるので、姿勢には気をつけましょう。
バイシクルクランチ 左右両方で1回×15回
下腹部、腹筋の上部、くびれ部分に効く、とても優秀なトレーニングです。
仰向けになり、手は耳の辺りに添えるか頭の後ろで軽く組みます。
両脚を床から5㎝ぐらい持ち上げます。
左脚のヒザを持ち上げ、同時に上体をひねりながら起こし、右腕のヒジを左脚のヒザに近づけます。
次に右脚のヒザを持ち上げながら、上体を起こし、左腕のヒジを右ヒザに近づけます。
フレンチプレス 左右10回ずつ
二の腕の引き締めに適したトレーニングです。
500g~1kg程度のダンベルがあるとよいですが、なければ水を入れた500mlのペットボトルで代用できます。
ダンベルを片手で持ち、頭の後ろでヒジが90度になるよう持ちます。
そのまま上にゆっくり持ち上げておろします。
どのトレーニングも自宅でできるものですが、できればマットがあった方が体勢をキープしやすいのでおすすめです。
ちょっと贅沢なマットからプチプラマットなど、いろいろなものがあるのでお気に入りを探してみてくださいね♪
まとめ
40代の女性におススメの筋トレを紹介しました。運動不足で筋力が弱くなっている女性が多いかと思い、自宅で特別な器具なしにできるメニューを厳選して取り上げています。
これらのトレーニングに慣れてくれば、負荷を大きくしたり回数を増やすなりしてもよいですし、別のトレーニングを探してみてもよいと思います。
筋トレに慣れてきたら、有酸素運動をプラスするとさらなる体力アップにつながりますよ。
ただし、40代で始めるならば、くれぐれも無理をしないようにしてください。また、せっかくですから、筋トレを始めたら、日常生活を見直してみてくださいね。
・食事の栄養バランスに気を付ける
・睡眠時間をしっかり取る
といった基礎的な生活習慣の質を高めることも、より体作りには必須なのです。
せっかく筋トレするんですから、最大限の効果を得られるようがんばりましょうね!