ダイエットやトレーニングに励んだことのある女子なら誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。「胸から痩せる」・・・という悲しい事態を。
部分痩せや気になるところから先にシェイプアップするのは、思いのほか難しいですよね。でもきっと不可能ではないはず。
では、自分のダイエットの一体どこに原因があるのでしょうか。気になる「バストをキープしたまま痩せる」方法について徹底調査してみました。
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ダイエットすると胸から痩せてしまう4つの理由

女性の永遠の課題である「キレイに痩せたい」を叶えるのは難しいことなのでしょうか。
それでも、巨乳タレントとして有名なほしのあきさんや熊田曜子さんは過去に10㎏以上のダイエットをしたこともよく知られていますよね。
バストのサイズはしっかりキープしながらもくびれたウェストやバランスの良いボディラインを保っている芸能人も少なくありません。
ダイエットの際に、胸から落ちてしまう原因は何なのか、まずは調べてみました。
女性ホルモンの分泌が落ちる
バストのサイズやボリュームに必要な女性ホルモン。ホルモンは脳からの指令を受けて卵巣から分泌されています。
過度な食事制限を行うとその指令に異常が起こります。
脳の栄養となる糖質や脂質を必要以上にカットしてしまうと脳の働きが鈍りますし、ホルモンの原料となるタンパク質が不足すると正常にホルモン分泌が行われません。
その結果、バストのボリュームがダウンしてしまうのです。
栄養不足によるサイズダウン
こちらも食事制限が影響してしまうことが原因になります。
特に、成長がまだ著しい10代などに食事制限を伴うダイエットを行うと、栄養不足により胸への血流がダウンしてしまうことにも。
ダイエットにはバランスの良い食事は欠かせません。単純に品数だけを減らしたり、糖質だけを極端に抜くダイエットは避けましょう。
乳腺へのダメージ
バストの中には乳腺と呼ばれる組織が傘の骨のように張り巡らされています。傘の骨が折れてしまうと、広げても生地がたるんでしまいますよね。
年齢を重ねるとこの乳腺がダメージで切れてしまうなどの理由からバストの下垂が始まるのですが、ダイエット中の激しい運動による揺れから、下垂が進んでしまうことも考えられます。
締め付けがキツイからといってノーブラでトレーニングするのはNG。ノンワイヤーのスポーツブラなどを上手に活用するようにしましょう。
胸にはセルライトが少ない
太ももやお腹の脂肪が落ちにくいのはセルライト化が進んでいるためです。セルライトは脂肪細胞の周りに余分な水分や脂肪の燃えカス、老廃物などがまとわりついてしまい凝り固まったもの。
これが溜まると通常のトレーニングなどをしても燃焼しづらく、ダイエット効果が表れにくくなります。
バストにはこのセルライトが溜まりづらい性質があります。お腹や太ももに比べてセルライトが少ないため、同じトレーニングをしていてもバストから先に脂肪燃焼されてしまうのです。
無理な食事制限をせずにバストキープしながら痩せる方法
胸から痩せてしまう原因が分かったところで、何とかそれを防ぎつつキレイに気になるところを痩せさせる方法を知りたいですよね。
キレイなラインを作るためにまずは大事な食事。女性の憧れ、全身バランスの取れた美ボディを目指すための食生活をご紹介していきます。
食事制限は逆効果!?
無理な食事制限や極端な糖質制限は、栄養不足を招いたり、ストレスにつながることも。健康できれいな人ほど血のめぐりは良く、新陳代謝が活発です。
バカ食いはもちろんNGなのですが、1日に必要な栄養素やカロリーはしっかり摂取するようにしましょう。
寝る前はあまり動かないためカロリーが消費できずに蓄積してしまう可能性が上がります。それだけでなく、満腹の状態で眠りにつくと消化にエネルギーが使われるため、睡眠中に成長ホルモンが出づらくなってしまうことにも。
成長ホルモンはバストの成長には欠かせないほか、筋肉の育成や美肌にも重要な役割を持っています。芸能人やモデルさんが「寝る前3時間は何も食べない」とよく言っているのはこのためなんですね。
女性ホルモンを活性する食材を上手に使おう

美味しく食べてキレイになりたいのは女性の共通の願いですよね。食事制限をするのではなく、バストアップの助けになる女性ホルモンの活性をする食材を上手に取り入れましょう。
キャベツに含まれる「ボロン」という栄養素は、生で食べると女性ホルモンの活性に役立ちます。加熱せずサラダで食べるのがオススメ。
その他、ナッツ類やかぼちゃ、アボカドに多く含まれるビタミンEは女性ホルモン活性だけでなく血行促進や抗酸化作用も高く美肌効果も期待できます。
カツオやマグロ、レバー、乳製品に多く含まれるビタミンB群はホルモンバランスを整えるため、PMS(月経前症候群)に悩む女性にもGOOD。
また、王道のイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするので大豆製品も毎日1品は摂りたいところですね。
サプリメントも味方につけよう
栄養は美味しい食事から摂るのが基本ではありますが、忙しくて料理ができない人や、沢山摂りたい、吸収率をUPさせたい、他の効果も一緒に欲しいという人はサプリメントが大活躍します。
美容液の成分としても人気の高いプラセンタは、動物のお母さんと赤ちゃんを繋ぐ「胎盤」のエキスです。栄養を運ぶ役割を持つ胎盤は栄養そのもので、女性にとっての万能約のようなもの。
マカは精力剤のイメージが強いですが、それだけでなく成長ホルモンやエストロゲンの分泌を促すアルギニンも豊富。
プエラリアは医療機関で使われるホルモン剤の効果とほぼ変わらないといわれるほどの強い働きを持っています。
その強さはなんと大豆イソフラボンの約40倍!
それだけの量を食事から摂るのはかなり難しいですよね。だからこそサプリメントを上手に活用するのがオススメです。
プエラリアのサプリメントは本当に沢山出回っていますが、そんな中でもオススメがこちら。
ヴィーナスアップは、見た目の可愛さ(外出時にも取り出しやすいようにという女性用サプリならではの配慮なんですね)で選んだという人も実は多いのですが、その結果として本当に効果を実感している人が多いのです。
更年期や産後といった、生理的に女性ホルモン値が変動してしまうタイミングで飲み始めたという人でも、確実なバストアップができるという優秀ぶり。
タイの国立大学の研究機関で監修・製造されている安心素材のプエラリアを濃縮しているほか、コラーゲンやローヤルゼリーまで配合するという豪華っぷりです。
1か月分約2,000円から試せるので気になる人はまずそこからスタートしてみても良いですね。
バストを鍛えてキープするトレーニング

バストは構造上、お腹や太ももよりも痩せてしまいやすい部位です。ならば、バストを支える乳腺やクーパー靭帯を鍛えて、運動しても垂れないバストを作りましょう!
簡単にできるバストUPトレーニングをご紹介いたします。
大胸筋を鍛える合掌ポーズ
一番ポピュラーでやったことのある人も多いのではないでしょうか。グラビアアイドルもこの方法をプッシュしていますよね。
胸の前で両手を合わせて押し合うだけなので簡単にチャレンジできます。
前鋸筋を鍛えてバストアップ
前鋸筋とは肩甲骨の内側にあるインナーマッスルで、バストを支える土台としての役割を持っています。
四つん這いの姿勢で肩甲骨を開いて・閉じてを繰り返すだけのシンプルなトレーニングですが、前鋸筋が鍛えられていると他のトレーニングなどで負荷がかかってもバストが下垂しにくく、しっかりと支えられる力がつきます。
小胸筋のストレッチとエクササイズ
小胸筋は、大胸筋に次いでバストアップには見逃せない筋肉の一つ。バストの外側上部に位置していて、ここが凝り固まるとバストの下垂が起こりやすくなるのでしっかりほぐしておきたいところ。
簡単にできるストレッチで小胸筋をほぐしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ダイエットすると胸から痩せるという悩みは、バストの構造上同じ悩みを持つ女性は多いと思います。
ですが、食生活とトレーニングの両面からケアしておけば、美バストをしっかりキープしながら気になる部分のシェイプアップも可能に!
諦めず自分に必要な方法を試してみてくださいね♪