食事・ダイエット方法

リンパマッサージダイエット方法とは?やり方や効果をチェック

最近は「リンパマッサージ」という言葉をよく見かけ、美容の為にと、スパやエステなどで取り入れられています。

うさ子
うさ子
少し痛かったりするけど、とても気持ちいいよね!自分でも出来るリンパマッサージ方法が知りたいな。

そして、「リンパマッサージ」がダイエットとして行われていることも多くなって来ており、その効果も大きいため人気が出ていますよね。

そもそも、「リンパ」とはなにか、リンパマッサージの方法、そしてその効果をまとめました。

リンパとは

リンパを流すのリンパとは、そもそも何なのでしょうか。

リンパは、血液と同じように体内を張り巡らされているもので

リンパ管・・・血管のように全身に張り巡らされているもの

リンパ液・・・リンパ管を流れている、血しょうの一部でリンパ管に吸収されたもの

リンパ節・・・わきの下や膝の裏など、全身の各所にあるリンパ管が合流している部分。(約800このリンパ節があると言われています)

これらがまとめて「リンパ」と呼ばれます。

このリンパの働きは

体内の老廃物を集め、体外へ排出するために運ぶこと
体内に細菌や異物などが入らないようにするための免疫機能

大きく分けてこの二つとなります。リンパは血液とは違い、心臓のようなポンプがないため、体中の筋肉を動かすことによって流れるようになります。

なので、運動不足だったり、長時間同じ姿勢での仕事や勉強はリンパの流れを滞らせる原因となります。

そしてリンパの流れが滞ると体内に老廃物をため込むことになり、脂肪もため込みやすくなっていくのです。

リンパマッサージの方法

滞ってしまったリンパの流れを良くすることは、体内の老廃物の排出、むくみの解消、そしてそれによるダイエット効果が望まれます。

ぴよ先生
ぴよ先生
体が重い、と感じている人にはリンパマッサージはおすすめなんだ。

運動することで、リンパの流れを良くすることもできますが、リンパマッサージを行いリンパの詰まりをなくしていくことは、ダイエットの効率を非常によくすることができるでしょう。

エステなどでリンパマッサージをお願いすることも効果的ですが、やはり毎日自分で行うことのできるように、自宅でできる「リンパマッサージダイエット」の方法をご紹介します。

用意するもの

1.ご自身の手
マッサージをするうえで特別な棒や、道具などは特にありません。

2.マッサージオイル/クリーム
直接肌の上をマッサージするよりは、オイルやクリームを使って肌の滑りを良くした方がマッサージの効率を上げることができます。

リンパマッサージ方法

それでは、リンパマッサージの方法を案内していきます。その前に、リンパマッサージを行う上での大事なポイントを押さえておきます。

リンパマッサージのPOINT

手順

鎖骨から始める。

鎖骨下のリンパ節がリンパの流れの最終出口になるので、まずここをマッサージしてつまりを取っておくことが重要となります。

全身のリンパのほとんど(右腕以外)は、左鎖骨の下のリンパ節に集まり、排出されます。全身のリンパが集合するので非常に詰まりやすい場所と言えますよね。

よって、最初にこの左鎖骨のリンパ節をほぐしてから、顔、足、おなかなどのマッサージをおこなっていくことが重要です。

ぴよ先生
ぴよ先生
リンパの流れる順番を理解し、イメージしながら行うことが大事なんだ。

方向

全身にある各リンパ節に向かって、リンパを流していく。

重要なリンパ節

鎖骨リンパ節(鎖骨)、腋かリンパ節(わきの下)、顎下リンパ節(顎の下)、腹部リンパ節(腹部)、そけいリンパ節(脚の付け根)、膝かリンパ節(ひざ裏)、耳下腺リンパ節(耳の前)、肘リンパ節(ひじの内側)

先ほど述べたように、最終的には左の鎖骨下にリンパは流れていきますが、その前に身体の各部分にあるリンパ節に集まります。

例えばふくらはぎのリンパは、ひざ裏のリンパ節から次に股関節あたりにあるソケイ部へと、左鎖骨下へ向かうまでに、各リンパ節を通ります。

圧(力)

強すぎる力は必要なく、皮膚に少し刺激が伝わるくらいの強さで、やさしく圧力をかける。そもそも、リンパ液の流れるリンパ管は皮膚の表面にあるので、皮膚表面の圧力だけで十分なのです。

うさ子
うさ子
そんなに力を入れなくていいんだ。

腕をさすったり、お風呂に入ったときに手から肩をなでたりするような動作の力が目安。オイルやクリームを使うと、より最適な圧力をかけやすくなるのでおすすめです。

■ リンパ節は「押す」

押して、詰まったリンパ節をほぐすイメージで行ってください。あまり痛すぎるのは、良くないので、やさしく押していくイメージで。

■ さする

手のひら全体を密着させ、先ほどの「やさしい圧」をかけながら、肌をなでるようにやさしくさすります。

部位別リンパマッサージ

•足の裏   足の裏全体を指先で押す

•足の甲   足の指の付け根から足首へ向かって、両手の親指でこする

•ふくらはぎ  足首からひざ裏に向かって、内側と外側を両手を交互に動かしこすり上げる

•ふともも   膝から、そけいリンパ節まで、内側と外側を両手を交互に動かしこする

•背中    背中のできるだけ上から腰に向かって両手をなでおろす

•お尻    腰の中心からヒップラインをなぞるように、左右同時にさする

•おなか   おへそを中心に、4本の指で時計回りにさする

•腕     手首を軽くつかんだ状態で、腋かリンパ節へ向かってさする

•鎖骨    鎖骨の上のくぼみに手を置き、中心へ向かってこする。次に鎖骨下のくぼみに手を置き、腋かリンパ節へ向かって流す

•首     耳の下に手を当てて、左右の手で交互に方先にながす

•顔     フェイスラインに沿って、下から上へこすり、顔の中心から耳下腺→顎下千へだんだんと下へ向かってリンパ液をながす

うさ子
うさ子
部位によってマッサージ方法も変わってくるんだね。

リンパマッサージの効果を高める

リンパマッサージダイエットを行う上で、その効果をより上げるポイントを上げます。

1.リンパマッサージの前にコップ一杯の水を飲む

水を飲むことにより、リンパ液の濃度が薄まるので、リンパ液が流れやすくなります

2.リラックスして行う

リラックスした状態のほうが、リンパ管が緩んで、リンパ液の流れが良くなります

3.入浴後におこなう

身体が温まった状態だと、血行も良くなっているのでリンパマッサージの効果も上がります

4.運動も一緒に行う

リンパは筋肉によって流れていくので、運動をすることでリンパの流れを良くできます

5.マッサージ後、ハーブティを飲む

流したリンパ液を、早く体外へ排出するために「利尿効果」のあるハーブティーを飲むことがおススメです。

※リンパマッサージを避けた方がいい時

•食後2時間以内

•飲酒後

•風邪などの病気、体調不良

•とても疲れている

•皮膚に炎症がある

リンパマッサージを行うと血行が良くなるため、血行が良くなることで症状が悪化しそうな状態の時はマッサージを避けたほうがいいです。

まとめ

リンパマッサージダイエットを行ううえで、効果を上げるには

• リンパの流れ、リンパ節の場所を把握すること

• 力の加減をつかむこと

• リンパの流れを意識しながら行うこと

これらのポイントを意識し、リンパマッサージの効果を理解しながら行うことが重要であることが分かりました。