「二の腕痩せに効果的なヨガのポーズ」をご存知ですか?
「ヨガでダイエットが出来る!・・・とは聞いた事があるけれど、二の腕痩せなんて・・・」「ただでさえ難しい二の腕痩せをヨガで??」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、どのようなヨガのポーズが二の腕痩せに効果があるのかを書いていきますね。普段自宅で練習出来るように、わかりやすい動画も含めてご紹介していきます!
気軽に行えるポーズの動画をご紹介する前に、まずは「どうすれば二の腕を痩せる事ができるのか」という事を知っていきましょう。
二の腕がぷよぷよになってしまう原因や、二の腕に関わってくる筋肉を理解した上で、二の腕痩せに効果のあるヨガのポーズを取り入れていくとその効果は抜群ですよ!
〜もくじ〜
ぷよぷよ、たぷん二の腕の原因

「ダイエットして痩せたのに二の腕はまだぷよぷよ・・・」「二の腕痩せは何度も挑戦したけど難しいから無理なんだ・・・」と諦めていませんか?
二の腕痩せを望んでいるという事は、きっと現在ぷよぷよたぷんとした二の腕で悩んでいるという事でしょう。
では、多くの女性が悩むこの柔らかい二の腕、どうしてこんな風になってしまうのでしょうか?
二の腕がぷよぷよになってしまう原因の一つにあるのは、あまり使わない筋肉だからです。
「普段の生活で腕は良く使っているけれど?」「私、結構スポーツもするから使ってると思うんだけど?」こんな声が聞こえてきそうですね。
二の腕を細くする筋肉というのは、普段の生活で使っているようで使っていない事がほとんどなのです。この筋肉の使用頻度も含めて、いくつか原因をみていきましょう。
ぷよぷよ二の腕が痩せない原因
それでは、どういった事が私達の二の腕の状態に関わってくるのでしょうか?二の腕が痩せない原因をご紹介します。
・脂肪
単純に、身体全体の脂肪量が多い場合、腕も太くなってしまいます。そんな状態で、多くの女性が求める部分痩せだけしても効果はありません。
この場合は、まず全身の脂肪を落とす事から始め、その後に部分痩せを取り入れましょう。
・むくみ
先ほど軽く触れましたが、二の腕は普段の生活であまり出番がありません。ということは、血行が悪くなりやすいのです。
血行が悪く、新陳代謝が悪い状態ですと、腕がむくみ太くなってしまいます。
むくんで太くなってしまった腕には、シャワーよりお風呂がいいですよ。腕が湯船で暖かくなったところで、かるーくマッサージをしてあげましょう。
・たるみ
ダイエットで全身痩せたのに、二の腕だけはまだ柔らかい・・・。ダイエットが成功して痩せたのにも関わらず、まだ二の腕が細くならない方、いらっしゃるのではないでしょうか?
この原因は、たるみです。脂肪を落として痩せたと言えども、引き締まっていないが為に二の腕がたるんでたぷんと柔らかいのです。
この二の腕のたるみ、しっかりと引き締めてあげなければ細くすらっとしないのです。
知っておこう!二の腕痩せに大切な筋肉

このように、ぷよぷよたぷんの二の腕にはいくつかの原因があります。
そして、身体が痩せてもなかなか引き締まってくれない二の腕、今度はどの筋肉を引き締めればいいのか見ていきましょう。
「荷物の持ち運びも普段の生活で良くするし、二の腕の筋肉は使ってるんだけど?」という声が聞こえてきそうですね。
実は、この日常生活で良く使う二の腕の筋肉は、腕の前側の筋肉、上腕二頭筋と呼ばれる筋肉であり、ぷよぷよ二の腕とはあまり関わっていない筋肉なのです。
この上腕二頭筋は、物の持ち運び、ハンドバックを持っているだけでも使われる筋肉です。では、二の腕痩せに関わっているのはどの部位なのでしょうか?
二の腕を引き締める為に鍛えなければいけない筋肉はこれとは逆、腕の後ろ側にある上腕三頭筋と呼ばれる筋肉なのです。
こちらの筋肉、物を下ろす時に実は使うのですが、重力の関係で筋力がほとんど使われないのが現状です。ゆっくり重力に逆らって物を下ろす事なんてほとんどないですよね?
また、他では腕を後ろに引いたりする時に使う筋肉なのですが、普段の生活でそんな動きあまりしないですよね?
使っているようであまり使われていない隠れた筋肉、この上腕三頭筋こそが二の腕痩せの鍵なのです!
二の腕痩せに効果的なヨガのポーズ
では、この普段あまり使用しない上腕三頭筋を鍛え、二の腕痩せへと導いてくれるヨガのポーズを一緒にみて行きましょう。
ここでご紹介するヨガのポーズ、ただ真似をして行うだけではなく、「私は今この上腕三頭筋に働きかけているんだ!」と、しっかりと意識して行うようにしてくださいね。
そのように意識を持ち、イメージをして行う事によって更に効果が上がります。
日常生活においても、常に意識を高めて行動する事を心がけましょう。
鷲のポーズ
バランスを保ちながら二の腕へとしっかりと働きかけるこのポーズ、効果は抜群です!腕をねじる時に二の腕の引き締めを感じられます。
腕の引き締めだけでなく、脚の引き締めやむくみ解消にも効果的なポーズです。ポーズ終了時に血行が一気に良くなり、体内に万遍なく酸素を流し、新陳代謝が良くなり、全体的に痩せやすい身体へと導きます。
1.基本姿勢は山のポーズ。ここから両手を腰に当てます。
2.次に軽く両膝を曲げて、右足を少し上げまずは左足でバランスを取ります。バランスが取れたら、右のももを左のももの上へと重ね、そのまま右の足の甲を左のふくらはぎの後ろへと回します。
3.両腕を前方へと伸ばし、左腕が上にくるように腕を交差させて肘を曲げ、右手が手前にくるように手も交差させて右手が右になっている状態で両手を合掌。
4.このまま呼吸を続けポーズを維持。
5.数回呼吸を続けたら、巻きつけていた両腕と両脚を解放し山のポーズへと戻ります。
6.反対の脚と腕も同様に行います。呼吸を意識しながら、バランスを取ってポーズを続けましょう。
動画では、巻きつけた腕を上にあげ、息を吐きながら前方へと倒していますが、バランスが取れずに難しい場合は、上体を起こしたままの状態で呼吸を続けても大丈夫です。
慣れてきたら、動画のバリエーションを足してみましょう。
板のポーズ
このポーズは、腕で床を押して体を支える事で二の腕引き締めに効果があると言われているポーズです。二の腕痩せ以外にも体幹も鍛えられ全身をバランス良く鍛えられるポーズです。
簡単そうでエネルギーを使うポーズですので、しっかりと呼吸を続けながら行っていきましょう。
1.まずは、マットの上で四つん這いになります。両手首肩幅に開き肩の真下にくるように、両膝は腰幅に開き腰の真下にくるように。
2.両手を少し前方へと動かし、両足のつま先を立てる。
3.息を吸いながら、ゆっくりと両膝を上げて板のポーズへ。この時、両手首が両肩の真下に来ている事を確認し、後頭部から足のかかとまで真っ直ぐと板のようになっているようにしましょう。
4.数回呼吸を続けてポーズを維持したら、息を吐きながら、両膝をマットへと降ろし、ポーズを解放します。床を押しながら二の腕に効いているのを感じ、しっかりと体幹も使っている事を意識しましょう。
二の腕痩せヨガの頻度

では、こういったヨガのポーズの練習、週に何回ほど行えばいいのでしょうか?もちろんお勧めは毎日です!
毎日するのが難しいようでしたら、2日に1回はできるように心がけましょう。
ヨガの練習は、毎日のように続けて行う事で、自然と自ら進んで頻繁に行いたくなるようになります。時間がある時には少しでも多くマットの上で時間を取るようにしましょう。
練習を始める前に座位もしくは山のポーズの立位の状態で目を閉じて数分間呼吸を整えてから練習を開始するといいですよ。
忙しく過ごしていた一日を忘れ、マットの上で練習を始める自分の内側へとゆっくりと意識が向かっていきます。そして、この状態で数回呼吸を続けた後に練習を開始しましょう。
これらのポーズの最後に、チャイルドポーズでお休みを少ししてから、一番最後はシャバアーサナで終了すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?「身体が柔らかくないからヨガなんて・・・」「ヨガで二の腕痩せなんて・・・」と思っていた方でも「これなら出来るかも!?」と感じて頂けましたか?
ヨガの練習は、今回ご紹介したように身体の部位にピンポイントで働きかけていくだけではなく、私達を内側から健康にしてくれます。
ゆっくりとお風呂に入った後や就寝前にヨガの練習を行うと快眠へとも繋がり朝の目覚めもいいですよ!
もしくは、朝の目覚めが悪い方は、目覚めの為に朝ヨガの練習をしてもいい効果があります。
二の腕痩せの為に行うのはもちろんの事、毎日を健康に過ごす為にもぜひ始めてみて下さいね!