「太もも痩せに効果的なヨガのポーズ」をご存知ですか?
「ヨガをすれば痩せて、身体もしっかりと全体的に引き締まってくるとは聞いた事はあるけれど、ヨガで太もも痩せ・・・?」
「どのポーズで太ももを引き締められるのかわからない!」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、どのようなヨガのポーズが特に太もも痩せに効果があるのかを書いていきます。普段気負いなしに使える、わかりやすい動画も含めてご紹介していきますね。
こういった動画をご紹介して行く前に、まずは「どうすれば太もも痩せができるのか」という事を知っていきましょう。
太ももがパンパンになってしまう原因や、周辺の筋肉の成り立ちを理解した上で、太もも痩せに効果のあるヨガのポーズを取り入れていくとその効果は絶大ですよ!
〜もくじ〜
太い太ももと生活習慣
「ダイエットして痩せたのに太ももだけまだ太い・・・」「太ももは痩せるのが難しいから無理なんだ・・・」と諦めていませんか?
「太ももを痩せたい!」と望んでいるという事は、今現在太ももの太さで悩んでいるという事でしょう。では、どうして太ももが太くなってしまうのでしょうか?
太くなってしまう太ももに大きく関わってくるのが、生活習慣です。「普段の生活に太ももの大きさが?」「やっぱり脚の一部だし、運動する量などだけが関わってるのではないの?」
こんな声が聞こえてきそうですね。太ももが太いという状態になってしまうのには、もちろん普段の生活習慣も大いに関わってきます。
まずは太ももが太くなる原因を知ろう
それでは、どういった事が私達の太ももの大きさに関わってくるのでしょうか?簡単に説明すると、「筋肉太り」「脂肪太り」「むくみ」が関わってきます。
この「筋肉太り」というのは、”以前、スポーツをしていた方”に起こり得る現象です。
もともと運動量の多かった方が突然続けていたスポーツをやめてしまっても、身体はそんな事は気にせずこれまでと同じように代謝を行うための栄養を送り続けます。
そうすると栄養過剰となり脂肪を蓄えてしまうのです。筋肉と脂肪を両方加えた筋肉太りの特徴としては、触れると硬く、足に特に力など入れていなくても硬くなっています。
また、太ももやお尻に脂肪がつきやすいと言われている女性は、栄養過剰になってしまうとそういった場所に脂肪が蓄積されいわゆる洋梨型体型と言われる形になってしまいます。
この太ももにつきやすい皮下脂肪と呼ばれる落ちにくい脂肪もまた、脂肪として体内に蓄積されていくのです。
この「脂肪太り」、筋肉太りと比べて触ると太ももが柔らかくつまむ事ができ、見た感じもメリハリがありません。
そしてもちろん、「むくみ」も太もも太りに関係しています。むくみは血行不良を起こし、排泄されるべき水分や老廃物がきちんと除去されず蓄積されている状態のことを言います。
むくみ太りは、指で押した後に元に戻るまでに時間がかかるのが特徴です。この他、むくみの原因とも言われる骨盤の歪みや姿勢なども太くなる原因の一つです。
日々の生活の姿勢も今一度チェックしてみましょう。
太もも痩せに大切な筋肉を意識して

先ほどの通り太ももが太くなる原因には生活習慣も関っていますが、普段の生活習慣を変えるだけでは太もも痩せはできません。
太もも痩せに関わる筋肉を知り、その部分を意識することでヨガや運動の効果が高まります。
太もも周辺の筋肉は、太もも前部(外転筋)、太もも中間部(内転筋)、そして太もも後部(ハムストリング筋・屈筋)などがあります。
この中で、普段あまり使用しない、太ももの内側にある「内転筋」と言われる筋肉が太もも痩せに関わってきます。
普段の生活ではあまり使用されない分、この筋肉は意識して鍛えていかなければいけません。ヨガのポーズを行う際も、内転筋を意識してやっていきましょう。
太もも痩せに効果的なヨガのポーズ
では、これよりこういった普段あまり使用しない太ももの筋肉を鍛え、太もも痩せへと繋がっていくヨガのポーズを一緒にみて行きましょう。
これからご紹介するヨガのポーズ、もちろんただ行うだけではなく、「私は今この太ももの筋肉に働きかけているんだ!」と、しっかりとイメージして行うようにしてくださいね。
そのように意識を持って行う事によって、更に効果が上がります。どのような練習を行う時でも、自分が今している事をしっかりとイメージし、意識していく事はとても大切です。
普段の生活においても、意識して行動する事を心がけましょう。
鷲のポーズ
バランスを保ちながら内太ももへとしっかりと働きかけるこのポーズ、効果は抜群です!
内ももをぎゅっと引き締め緊張させてから一気に弛緩し解放するこのポーズ、ポーズ終了時に血行が一気に良くなり、体内に万遍なく酸素を流す事もできます。
これにより、新陳代謝が良くなり、全体的に痩せやすい身体へと導きます。
1.基本姿勢は山のポーズ。
両腕を上へと上げ、左右から顔前方へと降ろし、左腕が上にくるように腕を交差させて肘を曲げ、右手が手前にくるように手も交差させて右手が右になっている状態で両手を合掌。
2.ここから軽く右の膝を上げ曲げて、まずは左足でバランスを取ります。
バランスが取れたら、右のももを左のももの上へと重ね、そのまま右の足の甲を左のふくらはぎの後ろへと回します。
3.このまま呼吸を続けポーズを維持。
5.数回呼吸を続けたら、巻きつけていた両腕と両脚を解放し山のポーズへと戻ります。
6.反対の脚も同様に行います。呼吸を意識しながら、バランスを取ってポーズを続けましょう。
英雄のポーズ1
このポーズは、太ももやお尻の引き締めに効果があると言われているポーズです太もも痩せにはかなり効果がありますので、しっかりと呼吸を続けながら行っていきましょう。
1.まずは、マットの上で両脚を前後に開いて立ちます。前足のつま先は正面へ向け、後ろ足のつま先は正面より左外側45度くらいに開きます。
この時、前足と後ろ足のかかとがなるべく一直線上になるように、腰を四角く保ちます。
2.両手を腰へと当てて、息を大きく吸い、次に息を吐いた時に前足を前に突き出すように膝を曲げます。
この時、膝が前足よりも前方に出ていないかを確認、膝が足首真上にくるように必要であれば足幅を調節します。後ろ足は、しっかりと土台となりマットについています。
3.次に息を吸いながら、ゆっくりと両手を天井へと上げ、頭の上で合掌。この時、肩が辛い場合は両手は話、少し開いておいても大丈夫です。
4.数回呼吸を続けてポーズを維持したら、息を吐きながら、両手を腰の横へと降ろし、マット前方へと戻りポーズを解放します。
このポーズは、太もも痩せだけではなく、体幹の筋力アップへの効果もあり身体のバランスも整えてくれます。
太もも痩せヨガの頻度

では、この太もも痩せヨガ、どのくらいの回数行えばいいのでしょうか?もちろんお勧めなのは毎日!毎日するのは少し難しいという事でしたら、2日に1回はできるように心がけましょう。
ヨガの練習は、日々続けて行う事で、無理なく自然と毎日自ら進んで行うようになります。時間がある時には10分でも、15分でもマットの上で時間を取ってみましょう。
練習を始める前に座位もしくは山のポーズの立位の状態で目を閉じて数分間呼吸を整えてから練習を開始して下さいね。
そうする事によって一日にあった出来事を忘れ、練習を始める自分へとゆっくりと意識が向かっていきます。そして、その後に呼吸を続けて練習を行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?「ヨガなんてやった事もない…」「ヨガで太もも痩せなんて…」と思っていた方でも「私にも出来るかも!?」と感じて頂けましたか?
こういったヨガの練習は、身体の部位にポイントポイントで働きかけていくだけではなく、内側から心身共に健康にしてくれます。
就寝前やゆっくりとお風呂に入った後に行うと快眠へとも繋がり朝の目覚めもスッキリです!太もも痩せを目指して行うのはもちろんの事、日々の健康の為にもぜひ始めてみて下さいね!