「バストアップに効果的なヨガのポーズ」を聞いた事はありますか?
ヨガ、最近多くの方が始めていて、「ヨガをすれば痩せて細くなる!」とかは聞いた事はあるけれど、「ヨガでバストアップなんて・・・」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、どういったヨガのポーズが多くの女性が求めている美乳に繋がるバストアップに効果的なのかをご紹介していきます。
みなさんが自宅でも練習出来るように、わかりやすい動画もいくつか含めてご紹介しますね。
皆さんの気になる動画をご紹介する前に、まずは「どうすればバストアップが出来るのか」という基本的な事を知っておきましょう。
なんだか、「気がつかないうちに胸が垂れてきた・・・なんで!?」そんな疑問を解消し、どこに焦点を当ててポーズの練習をすればいいのか一緒に見ていきましょう。
〜もくじ〜
バストアップと生活習慣

「歳を取ると胸は垂れてきてしまうものだから・・・」と諦めてしまってはいませんか?
確かに、若い頃は特に何もしなくても常に張りのあった胸が、加齢と共に垂れるようになるのは避けられない事。
でも、だからといって、美乳を目指した運動が出来ないわけではありません。
他の身体の部位もそうですが、原因を理解して、きっちりとトレーニングを重ねていくと、年齢を重ねても改善する事ができるのです!
まずは胸が垂れる原因、そしてバストアップにつながる身体の部位を理解し、バストアップのポイントを抑えていきましょう。
胸が垂れてしまう原因
私達が普段何気なーく行っている生活習慣の中にも、胸が垂れる原因になる事がいくつかあります。
猫背
猫背のように背中が丸くなった状態で生活をしていると、自然に胸も下向きになってしまいます。
長時間スマホなどを眺める事が今日では増えてきましたが、この時でも背中が丸く猫背になってる方、多いのではないでしょうか?
普段の歩行から、オフィスでの仕事中など日々の生活の中で自分がどういった姿勢で暮らしているのかチェックしてみて下さいね!
下着のサイズと付け方
今使っているブラのサイズ、あなたのバストのサイズに合っていますか?また、着用している位置、ずれていませんか?
サイズに合っていないブラを普段からずっと着けていると、バストの部位が他の位置へとずれてしまう為、胸が下向きになってしまいます。
また、正しい位置でブラを着けていないのも胸が潰れる原因になってしまいます。
下着専門店でしっかりとチェックをした事のない方、この機会に是非サイズチェックをしてもらって下さいね!
靭帯の伸び
乳房内に編み目のようにクーパー靭帯という靭帯が張り巡らされています。この靭帯、大胸筋や乳腺や脂肪を繋ぎ、バストの形状を作り上げる役割をしています。
クーパー靭帯は、ある程度なら強く伸びてしまっても戻る事が出来ますが、保護せずに激しい運動を続けていると、切れてしまったり伸びきってしまい元に戻らなくなってしまいます。
こうなると、胸が下に垂れる原因となります。激しい運動をする時はスポーツ用のブラなどを着用し、この靭帯が切れ伸びないように気をつけましょう。
知っておこう!バストアップに大切な筋肉

それでは、こういった生活習慣と共に、バストアップに関わってくる大切な筋肉をチェックしていきましょう。
大胸筋
筋肉にあまり詳しくない方でもこの名前、耳にした事があるのではないでしょうか?大胸筋は、名前からも想像がつくように、バストを支えている筋肉です。
ですので、大胸筋が衰えてくる事で、胸が下垂してしまいます。もちろん、筋肉なので、加齢と共に衰えてしまい、これが胸の垂れる原因ともなるのです。
という事は、逆にこの筋肉を鍛えていけば、胸の下垂防止だけでなくバストアップにも繋がるという事になります。
小胸筋
バストアップと聞いて皆さんが耳にする名前の多くは大胸筋。あまり知られてはいませんが、小胸筋という筋肉もバストアップに大切な役割をしています。
小胸筋は、胸が垂れないように吊り上げてくれ、また、背中に脂肪が流れないようにしてくれる大切な筋肉です。小胸筋を大胸筋と共に鍛えて、垂れた胸を復活させましょう。
バストアップに効果的なヨガのポーズ
それでは、こういった胸周辺の筋肉を鍛える事ができ、バストアップ効果のあるヨガのポーズをみて行きましょう。
ご紹介するヨガのポーズ、ただ真似して行っていくだけではなく、「今私は、この筋肉を使ってポーズをしているんだ!」と、しっかりとどこに働きかけているのかも意識して行うようにしてくださいね。
そうする事によって、バストアップポーズの練習への効果が更に上がります。
ダイエット中、ヨガのポーズの練習に限らず、どういった運動ををしている時でも一体どこに働きかけてトレーニングを行なっているのかという事を理解し、そこに意識をおいておくのはとても大切です。
毎日の生活の中でも、こういった意識を高めていきましょう。
橋のポーズ
このポーズでは、大胸筋がストレッチされ、筋力が付いていきます。また、大胸筋を伸ばす事で筋力がつくだけではなく、胸を開く事により胸周辺の血行も良くなります。
これにより、女性ホルモンがバスト周辺に流れやすくなり、そこからもバストアップが期待されます。
このような後屈のポーズ、胸を開く事になるのですが、後ろに心地よく身体を反るとなんだか胸がいい感じで引っ張られている気がしませんか?ゆっくりと始めていきましょう。
1.まずは、マットの上で仰向けになります。
2.膝を立て、かかとがお尻から手のひら分ほど離れるところへ足を置きます。
3.両手のひらは下を向け、腕は伸ばして腰の横。顎は軽く引いて、肩はリラックスします。
4.息を吸いながら、お尻をゆっくりと天井に向けるようにあげて行きます。この時、足の裏と手のひらでしっかりと土台を作っておきましょう。
5.数回呼吸を続けてポーズを維持したら、息を吐きながら、椎骨を一本一本下ろして行くように、床へと戻ります。この動画では、基本的な橋のポーズに腰の下で両手を組む事も行っています。
気持ち良くここまでポーズをできるようでしたらやってみて下さい。きついようでしたら、お尻を上へと上げ、両手のひらは床の上に置いたままの状態でも十分に効果的です。
魚のポーズ
このポーズは、ヨガのあらゆるポーズの中でもバストアップ効果が高いと言われるポーズです。先ほどのポーズと同じように、胸を反らせる動きが入っていますね。
しっかりと大胸筋に働きかけ、小胸筋も伸ばし、女性ホルモンと栄養が届きやすくなるよう胸周辺の血行も良くしバストアップを目指しましょう!
1.まず最初に仰向けで横になり、足は揃えてくるぶしをくっつけ、つま先は伸ばしておきます。
2.骨盤を少し浮かし、肘を身体の下に、そして、手のひらを下に向けた状態で両手をお尻の下へと入れます。
3.息を吸いながら前腕と肘で床を押すようにして胸を持ち上げます。この状態で呼吸を続けながらポーズを維持。
*動画では、頭を浮かして胸を上げていますが、首を痛める可能性がありますので、初心者の方は登頂をスライドさせるようにして胸を上げて下さい。
4.肩甲骨は、引き寄せられたままの状態で、頭に体重をかけすぎて押し付けたりしないように。あくまでも登頂はサポートの為にマットに軽く当たっている程度です。
胸の筋肉をしっかり使って胸を上げましょう。
5.呼吸を数回続けた後、次に息を吐いた時にゆっくりと頭をスライドさせて元の状態へと戻り、両手・両腕を身体の下から解放します。
このポーズ、筋肉の点からバストアップに効くだけではなく、胸を大きく開く事により、胸が下向きに垂れる原因ともなり得る、姿勢の改善・猫背防止にも良いと言われています。
バストアップヨガの頻度

では、このヨガの練習、どのくらいの頻度で行えばいいのでしょうか?毎日する事はもちろんお勧めですが、無理なようでしたら2日に一回は行いましょう。
何事もそうですが、頻繁に続けば続ける程、効果は高まります。ヨガのポーズの練習を始める前に、仰向けで目を閉じて数分間呼吸を整えてから始めましょう。
忙しくしていた一日を忘れ、自分自身の内側へとゆっくりと意識を動かしてくれる助けとなります。そして、そこからゆっくりと呼吸に合わせてご紹介したバストアップのポーズの練習をしてみて下さいね。
練習の時は、食後2~3時間は空け、空腹の状態で行うようにしましょう。
また、ポーズの練習が終わりましたら、膝を胸に寄せて、軽く抱きしめるように両膝を抱え込み、反っていた背中を反対に柔らかく丸めてあげましょう。
そして最後に、シャバーサナで数分間呼吸を整え練習を終了します。無理はせずに、その日の体調にあった練習を続けていって下さいね。
まとめ
いかがでしたか?「私にバストアップなんて…」と思っていた方でも「これなら私でもできるかも!」と感じて頂けましたでしょうか?
ヨガの練習は、このように身体の各筋肉に働きかけていくだけではなく、私達の心も落ち着かせてくれ、内側から美しく健康な状態へと導いてくれます。
夕食前のお風呂の後や、就寝前、こういったヨガの練習を行うと快眠へも繋がり朝の目覚めもいいですよ!
バストアップを目指して行うのはもちろんの事、健康なライフスタイル確立の為にもぜひ始めてみて下さいね!