「お腹痩せに効果的なヨガのポーズ」をご存知ですか?
ヨガをすれば痩せてウエストも引き締まるとは聞いた事はあるけれど、「やり方がよくわからない」「どのポーズをすればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、どういったヨガのポーズがお腹やせに効果的なのかを書いていきます。みなさんが普段の練習で参考に出来る、わかりやすい動画も含めてご紹介していきますね。
動画をご紹介する前に、まずは「どうすればお腹痩せ・ウエストの引き締めができるのか」という事を知っておきましょう。
ぷよぷよお腹、ぽっこりお腹の原因や身体の構造を知った上でダイエットに取り組む事により、日常生活から改善できお腹痩せ効果が更にアップです!
〜もくじ〜
ぷよぷよお腹?ぽっこりお腹?お腹の脂肪と生活習慣
「今まで色々頑張ったけれど、効果はないし・・・もう歳も歳だしお腹痩せなんて・・・」と諦めていませんか?
みなさんが今お腹痩せを目指すという事は、現在お腹の脂肪で悩んでいらっしゃるのだと思います。
女性の身体は卵巣や子宮がある為、男性よりも脂肪を溜め込みやすいのが特徴です。
ですので、女性の身体に脂肪がつきやすいのは、身体を守る為でもあり、全ての脂肪を悪者にするのはよくありません。
程よい脂肪を残す事によって女性らしい体系を維持する事にもつながります。
しかし、やはり女性は男性よりも筋力が少ない為、こういった理由以外にもお腹に脂肪が付きやすく、日常的に食べ過ぎなどに気をつけていないと必要以上の脂肪がついてしまいます。
お腹に必要以上の脂肪がついたままの状態で、生活習慣を見直さずに部分痩せをしようと思っても効果が上がりません。
お腹の脂肪にも大きく分けて二種類あり、ぷよぷよタイプとぽっこりタイプがあります。まずはタイプ別のお腹脂肪の違いを理解し、お腹痩せポイントを抑えていきましょう。
ぷよぷよお腹の原因
お腹の周りに脂肪がたっぷりついている人は、皮下脂肪が多すぎるのが原因だと考えられます。
普段の食生活で脂肪分の多い物や炭水化物の食べ過ぎ、常に一日に食べる量が多く摂取量が大きく消費量を上回っている場合などは、脂肪を溜め込みやすくなり皮下脂肪がついてきてしまいます。
こういった皮下脂肪が原因のぷよぷよお腹の場合は、自身の身長や体重、一日の運動量を確認し、基礎代謝に合わせた食事内容になるよう食事改善をする必要があります。
また、皮下脂肪のような脂肪を燃焼しやすい有酸素運動(水泳、ウォーキング、ジョギングなど)を行い、脂肪燃焼効果を目指すのも良いでしょう。
ぽっこりお腹の原因

下腹のぽっこりお腹が気になって仕方がない人は、一般的にお腹の筋肉が足りてない事が原因です。また、これが原因で便秘などにもなりやすく、更に悪循環を起こします。
ぽっこりお腹は、腸に不純物が溜まっているだけではなく、筋力がない為に内臓をしっかりと支えられずにいる為、腸が下へと押しつぶされている可能性があります。
下腹部の筋力アップを心がける事によって、押しつぶされている内臓にしっかりとスペースを与えてあげる事ができるのです。
更に、腹筋が弱いと胃下垂にもなりやすく、食べ物の消化吸収にも影響が出て、ここでも余計な脂肪を溜め込みやすい状態を作り出しますので、腹筋をしっかりと鍛えてあげる事が大切になってきます。
このようにして、普段の生活習慣がお腹痩せに大きく関わってきます。
今からお腹痩せヨガをするにあたって、その効果を高める為にも、こういったポイントしっかりと理解しておきましょう!
お腹痩せに大切なポイント
では、このようにして生活習慣も関わってくるお腹のたるみ、一体どういった事に気をつけてお腹痩せポーズの練習を続けていけば良いのでしょうか?
まず一つ目は、腹筋だけではなく、脇腹や背中周りも鍛えていくと言う事です。
「お腹痩せなんだから、お腹が割れるくらい腹筋を鍛えればいいのよね!?」と思ってる方も多いのではないのでしょうか?
もちろん腹筋は大切なポイントの一つではありますが、実は腹筋だけ鍛えても表面にしか筋肉がつかずお腹痩せへの効果は100%ではないのです。
ウエストのくびれには、脇腹も重要なポイントとなってくるのです。
二つ目は、腸内環境を整えていく事。この腸内環境、お腹痩せにはとても大切なポイントとなってきます。
便秘がちな状態や、ガスが溜まっている状態ですと先ほどもお話したようにぽっこりお腹の原因になってしまいます。
お腹周りの筋力アップと共に、身体の内側に働きかける普段の食事改善にも心がけながらお腹痩せを目指しましょう!
お腹痩せに効果的なヨガのポーズ

では、このお腹周辺の筋肉を鍛え、お腹痩せに効果のあるヨガのポーズを一緒にみて行きましょう。
今からご紹介するヨガのポーズ、ただ行うだけではなく、「今、この筋肉を使っているんだ!」と、しっかりと意識して行うようにしてくださいね。
そうする事によって、お腹痩せポーズの練習効果が更に上がります。
ダイエット中、どのようなトレーニングをしている時でも自分が一体どこに働きかけているのかという事を理解し、意識しておくのはとても大切です。
普段の生活習慣においても、こういった意識を高めていきましょう。
仰向けでのシンプルツイスト
ひねりをする事によって、腹筋だけではなく脇腹にもしっかりと働きかける事が出来ます。
ビデオで紹介しているバージョンでは、両膝を左右に動かした時に空中でキープしていますが、最初のうち筋力が足りなくきつい場合は、左右に膝を倒した時に床に膝をつけてしまったままで呼吸をキープしポーズを維持しましょう。
また、その時に両腕は手のひらを下にし、身体全体でT字を作るように肩の高さのところで床につけたままでも最初のうちは大丈夫です。
慣れるまでは、無理せずに初級者辺から行い、徐々にポーズを深めていきましょう。
1.仰向けになり両膝を立てます。両手は、手の平を下にして肩の高さで真横に広げます。
2.息を吸いながらゆっくりと両膝を持ち上げ、胸の方へ軽く近づけます。
3.息を吐きながら、両膝を右側へ倒します。この時首は反対側へ。この状態で呼吸を続けながらポーズを維持。
4.数回呼吸を続けたら息を吸って、両膝を真ん中中央へともう一度上げ、次に息を吐いた時に左側へ倒し、左側も同様に行います。
5.息を吸って、両膝を真ん中へと戻し、息を吐いて、両足裏をマットの上へとおろし終了。 これを数回繰り返しましょう。
このポーズ、お腹痩せに効くだけではなく、腰痛の緩和にも良いと言われています。
舟のポーズ
このポーズは、下腹部を鍛えてくれるポーズです。
ポーズをきめながら全身のバランスを取っていくこのポーズ、意外と難しいので、最初のうちは無理をせず初級編、膝は曲げたままの状態の最初の動画で紹介しているポーズから始めましょう。
慣れてきたら二つ目の動画で紹介しているように上級編で両脚を真っ直ぐ伸ばした状態で行ってみましょう。
1.まずは、両膝を立てて座ります。 両手は、腰の横におろし、背筋を伸ばして座ります。
2.両手を太ももの後ろに当て、息を吸いながらまずは右脚を床と平行になる位置まで上げ、その後同様に左脚も上げます。 この時、背筋が曲がってしまわないように注意。
3.次に、息を吸った時に今度は両腕を両脚と同じようにマットと平行になるところまで持ち上げます。
*2.で、両脚同時に上げれるようでしたら一緒に上げても大丈夫です。 きつい場合は、片足づつ上げましょう。
また、3.で両腕を離し、太もも裏から離すのが難しい場合は、両手は太ももの後ろに置いたままでも大丈夫です。 それでも十分に効果が得られます。
4.この状態で呼吸を数回続け、ポーズを維持。
5.息を吐きながら、ゆっくりと両脚、両腕をマットへとおろしポーズを解放します。
このポーズは、下腹部の引き締めだけではなく、便秘解消にも効果的ですよ。
お腹痩せヨガの頻度
では、このヨガのポーズの練習、どのくらいの頻度で行えばいいのでしょうか?お勧めは、もちろん毎日して頂く事です!
無理なようでしたら2日に一回は行いましょう。こまめに続けば続ける程、効果は高まります。。ご紹介したお腹痩せポーズと共に、水泳やウォーキングなどの軽い運動も日常生活に加えてみて下さい。
ヨガのポーズの練習を始める前は、座位もしくは仰向けで目を閉じて数分間呼吸を整えてから始めましょう。
忙しく走り回っていた一日を忘れ、ゆっくりと内側へと、自分自身へと意識を動かしてくれます。
そして、そこからゆっくりと呼吸に合わせてご紹介したお腹痩せポーズの練習をしてみて下さいね。
練習の間に、チャイルドポーズを入れて休養するのも良いかと思います。また、ポーズの練習が終わりましたら、シャバーサナで数分間呼吸を整え練習を終了しましょう。
無理はせずに、自身のその日の身体の状態にあった練習を続けていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?ヨガでお腹痩せなんて・・・と思っていた方でも「これなら出来るかも!」と感じて頂けましたでしょうか?
ヨガの練習はピンポイントで身体部位に働きかけていくだけではなく、心身共に内側から私達を健康な状態に導いてくれます。
お風呂の後や就寝前に、こういったヨガの練習を行うと快眠へとも繋がりとても快適に目覚める事が出来ます。
お腹痩せを目指して行うのはもちろんの事、日々の健康な生活の為にもぜひ始めてみて下さいね!