プロテイン・サプリメント

プロテインをホットミルクで飲むのはアリ?温めるときの注意点

ふと、ホットミルクが飲みたくなりました。そして今日はまだプロテインを摂取していません。晩御飯を食べるにもそんなにお腹は空いてないし・・・。

「そうだ!プロテインホットミルクにしよう!」

頭の中はこんな感じです。

うさ子
うさ子
プロテインってホットミルクで飲めるの?美味しそうだね!

とはいえ「プロテインって温めても大丈夫なのかな?」という素朴な疑問が。というわけで、飲む前に記事にまとめてみようと思います。

プロテイン

温めるのは

アリなのか!?!?!?(五・七・五)

プロテインは温めても大丈夫?

プロテインを飲む際、水で溶かして飲む方がほとんどだと思います。余計なものが入っていませんし、必要な栄養分をスムーズに体内に吸収することができるからです。

牛乳や豆乳で飲むという方もいらっしゃると思いますが、その分カロリーが増えてしまいますよね。

プロテインは食事よりも消化吸収が早いので、トレーニング後30分以内は特に水で飲むことをおすすめします。

うさ子
うさ子
たしかにカロリーは気になっちゃうよね・・・。

とはいえ、プロテインの味が苦手だったり毎日飲むのは飽きてしまったりもしますよね。

一日に必要なタンパク質を補うのにプロテインで摂取するのがいいと言われても、飲むのが苦痛であれば無理して飲む必要はないのではないかと思います。

今はサプリメントの種類も豊富にありますし、自分に合った摂取方法を探すことはそれほど困難なことではありません。

私自身、プロテインは味重視で選んでいます(笑)無理して飲むより継続することが一番だと思ってますので。

質良し、味良しのプロテインに出会えるように、今はいろいろと試しているところです。

さて、前置きが長くなりましたが・・・プロテインは温めて大丈夫なのでしょうか?

答えは「大丈夫」です。

ただし、問題点はいくつかあります。

うさ子
うさ子
温めてもいいんだね。問題ってなに?

吸収速度が遅くなる

プロテインを温めること自体にそれほど問題はないようです。

加熱により若干性質は変化してしまいますが、生卵をゆで卵にしてもタンパク質としての機能は変化しないように「ダメ、絶対!」というわけではありません。

お好みでどうぞという感じです。

ですが、普通のプロテインと比べると消化吸収が遅くなってしまいます。ですのでトレーニング後にはおすすめしない飲み方です。

うさ子
うさ子
なるほど。
ぴよ先生
ぴよ先生
トレーニング後はやっぱり水で溶かすのが一番効果的なんだ。

特にホエイプロテインの場合、体内への吸収速度がスムーズだからこそトレーニング後に摂取するべきなのに、温めてしまってはそれを抑制することになってしまいます。

置き換えダイエット的な飲み方であれば良いですが、トレーニング後は吸収速度も重要なので水で飲むのが一番良いでしょう。

固まってダマになる

飲む前に記事を書く・・・と言いながらお腹が空いたので早速プロテインをレンチンしてしまった私。

牛乳で溶かしたものを温めたのですが、完成したのはドロドロのプロテインでした。しかも温めている間に牛乳が吹きこぼれレンジの中は悲惨な状態に(泣)

プロテインに限らずですが、温かい牛乳と粉末を混ぜると液体がこぼれることがあるようです。

うさ子
うさ子
そうだったの?!
ぴよ先生
ぴよ先生
ダマになるうえにレンジも汚れるなんて、損ばかりだね。

ちなみに、温めたのはコレ。

こちらのプロテインは味は美味しく飲みやすいのですが、温めると劇的にマズくなるのでホットにするのはおすすめしません。

プロテインがドロドロになってしまった理由は、タンパク質の熱変性によるものです。

目玉焼きを作るときに生卵をフライパンに入れた瞬間、卵白が透明から白くなっていくイメージといえばわかりやすいでしょうか。

次は、熱変性について書いていきます。

タンパク質の熱変性とは?

タンパク質は、アミノ酸が数多く繋がったものです。その繋がりは互いに絡み合い、立体的で複雑な構造になっています。

これに熱が加わると、この立体構造が崩れてしまいます。熱変性というのは、この立体構造の崩れを指しています。

何度も書きますが、立体構造が崩れたからといって体に有害なわけではありません生卵がゆで卵になったからといって、有害なわけではありませんよね。

うさ子
うさ子
ふむふむ、確かに。分かりやすいイメージだね。

タンパク質の熱変性は種類によって違いますが、ホエイの場合は80℃前後で熱変性が始まります。

ホエイタンパク質は高蛋白・低脂肪で栄養価が高いのでプロテインの種類の中でも人気ですが、レンジで温めると一瞬でかなりの高温になってしまうのでダマがすごいのです。

ホエイプロテインを温めるなら、ぬるめの温度の水や牛乳にプロテインを加えた方が良いでしょう。

間違っても沸騰させてしまっては、私のように悲惨な状態になってしまいます(笑)

どうしても温めたいなら

温めるならば、ガセインプロテインがおすすめです。ガセインは熱に強く、100℃程度くらいでは熱変性は起こらないと言われています。

また、もともと体への吸収速度がゆっくりなので腹持ちが良いのがガセインプロテイン。就寝前や置き換えダイエットで利用するのがおすすめです。

うさ子
うさ子
ダイエットにもなるなんて素敵!さっそく飲んでみようかな・・・。

ソイプロテインも熱に強く吸収速度が遅いのですが、もともと溶けにくいのに加え温めると大豆独特の臭みが強くなってしまい飲みにくいという声も多いようです。

とはいえ最近では飲みやすさ重視で溶けやすく作られた商品も多いので、それぞれのプロテインの特徴を理解した上で温めてみるのは良いでしょう。

プロテインをホットで飲む場合は味の変化も気になるところかと思いますので、いろいろと試してみることをおすすめします。

こちらのプロテインの「カフェオレ味」はホットでも美味しかったというレビューがありました。

こういう情報がありましたらぜひ教えてください♪

まとめ

いかがだったでしょうか?

どのプロテインが効果的なのか、美味しいのかとそれぞれ選び方で重視する点は違うかと思いますが、ホットにするならまずはプロテインの特徴から理解しなければなりませんね。

温めるのに適したプロテインが見つかったら、また追記したいと思います。